ファンタスティック

川口リリアホール / 夜 / 1階23列41番

えーーーと。うーーーーん。ぶっちゃけて言いますと、

    「つまんなかった!!」

です。ハイ。いや、なんかたくさん笑いがおきてたので楽しい方もいらっしゃった。なんていうのかなぁ…。わたしは明確なのが好きなんだな。とわかりました。

ファンタスティックスはまず舞台装置がまったくありません。キャストの演技と、「語らない人」の効果と、ライティングで場面が変わる。ストーリーも場面によっては抽象的なのね。

そこがグッとこない。

ああ、なんか上手く書けないわ。とにかくよくわかんなかった。途中で眠くなっちゃったし、途中で音楽がアタマに浮かんで「これさっき出てきた曲?あ、違うクレイジーフォーユーだった」と違うミュージカルの曲が思い浮かぶほど集中できなかったわ。

曲もミュージカルっていうとセリフの一部が歌、みたいな、人物の気持ちが高ぶって歌で表現!、みたいなところがあると思うんだけど、ファンタスティックスは唐突に歌が出てくるように感じで、こっちの気持ちがついていかないんだよねぇ…。

キャストは、

 井上芳雄(「モーツァルト!」の主役やってた人)
 高塚恵理子(ETV「歌えリコーダー」のリコ)
 斉藤暁(「踊る大捜査線」の3人のうちの1人)
 なすび(言わずと知れた「懸賞生活」)

と他4人。1人1人は素晴らしかったのよ。井上くんは歌は素敵だし、モーツァルトと比べ抑えた演技が必要だと思うのですが、それも自然でよくできてたと思う。高塚さんはさすが音大の声楽科卒業なだけあって、高音もとても通る声でよかったです。(ただ16才、つー設定にはどうかと…) なすびと二瓶鮫一さんは絶妙なコンビネーションでさー。

なのに楽しくなかったのヨねェ・・・。

そうそう、これは舞台の上にも席があって一般のお客サンが座っています。(そしてすっかり騙されちゃうしかけもあるんだけど) 近くの方は楽しそうかも。
今回は川口リリアのメインホール=2000席以上のホールでの公演だったのですが、もしかするとパルコ劇場のような(確か450席くらい)小さい劇場だと臨場感があって楽しかったのかな。

オフブロードウェイではじまってロングランを重ねた、というので素晴らしいんだと思うんだけど、それがわからなかったのは「亜門版」がいけないのか、わたしのとらえ方が未熟なのか・・。

よかったのは地方公演中心で都内まで出かけなくても見れたこととチケ代がリーズナブルだったこと。そのせいか観客も(ミュージカルファン、とかでなく)「普通の方」が多かったように思います。 (それでも芳雄ちゃんファンはいたけど。)

とにかく平日夜、わざわざ夫に子どもたちのお迎えを頼んで見に行くなら、別の作品を見たかった。

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