エリザベート

帝国劇場 / 昼 / 1階 S列 48番

13日はわたしの歌の先生と、29日は友人と観劇。まとめてレポ。
5/13は初見です。予習なしでした。印象に残った順で書きます。
たまに「先生」とあるのはその歌の先生の談です。

●シシィ?エリザベート娘時代

サイアク~。一路さんの歌声がヤヴァイです。

このままだったら本当に帰っちゃおうかな?と思わせるような伸びがなく、父親にねだる楽しいウキウキ感っていうのもサム~~イ感じでした。(李香蘭の野村さんが6才~ティーン時代を演じた、あのくらいサムかった)

とにかく先生が「あなた(わたし)の方が上手いんじゃないか?と思った」と言うくらいひどかったです。(笑)(←わたしも怒れ!(笑))

29日は前楽ということもあったのか、多少ノッててまだマシでした。(それでも聞けたもんじゃないけど・・・) 「私だけに」(1幕最後の3人のほう)くらいからは断然よかったんですけどね。<一路さん

●ルイジ・ルキーニ

キャーキャー高嶋さん!!

・・・って熱烈ファンじゃないんだけど、素晴らしかった。レミゼの時にすごい存在感と演技力と小技を持ってる人だなと思ったけど、彼あってこその「エリザベート」だと思います。

まぁ、暗殺者だということなんですが、その位置付けはどうでもよくって、ストーリーテイラーとして常に冷ややかに皮肉ってエリザベートたちを見ている。ホント、引き出しの多い人なんだなぁと感じました。

わたしは特に2幕最初の歌がいいですね。「キィ~ッチュッ!」てね。暗い話しの中であのノリは気分転換にいいです。それと「番狂わせ」の歌。あれは高嶋さんがいないとつまんないと思います。

 

これは彼に関係ないけど、初見時。

最後に行くにつれ「ああ、最初のシーン見たい」と思った。オープニングはルキーニの自殺(処刑?)シーンで、死んでもなお「なぜ、エリザベートを殺したのか?」と問われ、闇の中からいろんなキャストが・・・というシーン(なんだと思う)なんだけど。

すぐにトートやエリザベートが出てきてしまうし、初見ではよくわかんないんだよね。何がなんだか。最後にこのシーンはまた出てくるけど、2度目見た方がより理解できた。

●トートダンサー

彼らの感想はひとこと。「ちょっと主張しすぎで邪魔」

こんなに必要ですかねぇ?

●アンサンブル

アンサンブルはやっぱりよかったなぁ。

「エーヤン、エリザベート」の後のカフェのとことか(新聞をヒラヒラやりながら歌うシーン)。あとはミルクのとこ。ナチスのとこ。
#曲名わからないで書いているのが苦しくなってきた・・・。

先生によると女性アンサンブルで2人だけ目立つ声質の人がいて気になる、って言ってたけど、わたしはあまり気にならなかったなぁ。(それだけ聴けると、楽しいだろうなぁ。いや、聴けないほうが楽しいかなぁ。)

●トート

常にエリザベートの影となって存在・・・とは違うのか?

なんか、どこにでも出てきてコワッ!って思った。

ハンガリー来訪中に娘が死んだり、ひとりぼっちの皇太子ルドルフ(子役)に「ともだちだ」と近づいたり、ちょっと恐い。

「エーヤン!エリザベート」のとことか、エリザベートの運動室(?)で医者として入って来たり・・・。ドォ~~ン!と登場するところより、そういう日常にちょくちょく出没するところがね。恐い。

一番印象的だったのは、エリザベートの結婚式のとこ。ベールが宮廷の人たちを飲みこみ、どんどん伸びてその先にはトート!みたいなあそこですね。アンサブルの歌もよいし、あそから「最後のダンス」への流れはよかったです。(上記通り、トートダンサーはちょっと・・・だけど。)

まぁ、好みの問題だと思うけど、わたしは山口トートがよかったです。でもあの最初の曲の歌い方は2人ともあんな歌い方なのね。(どんな?)

どちらにせよ、笑うとこじゃないと思うけど登場シーンは爆笑でした。

●皇太子ルドルフ

トートと、ルドルフのシーン(死ぬとこ)は、かっこよかったよ!<皇太子が。

13日の方がよかった。(パク・トンハ) エロイ感じがあって。歌だけでなく皇太子のダンスもピュアで(え?)よかったっす。いや、歌もいい!「闇がひろが~る」って。

29日に一緒に行った友人は前の井上芳雄ちゃん(あえて「ちゃん」で)がすごくよかったから、今回はちょっと残念。と言っていたので、ぜひ芳雄ちゃんのを見てみたい。エロさが違ったらしい。(そんなとこばかり反応してしまって・・・>じぶん)

その後のエリザベートとトートのやりとりも印象的かな。「殺して」って言うのに「まだわたしを愛してない」みたいな。(そんな言葉だったような?)

ちっちゃいルドルフは13日は塩野魁土くん、29日は川綱治加来くんでしたが、塩野くんの方がお上手でした。ま、子どもなので日によってできが違うと思うけどねー。出が少ないから一発勝負って感じだし。「ぼくをひとりにしないでー」ってね。かわいかった。

●歌

これだけ書いてきたけど、1回目見た時は、不思議なほど「歌が残らない」観劇だったの。

わたしはミュージカルは初見でも、帰路は歌がグルグルと回るんだけど、(ミュージカルじゃなくても「オンディーヌ」の「ハンスフォンビッテンシュタイン、ビッテンシュタイン」とか、「ハムレット」のオフィーリアの曲とかも残るんだけど) エリザベートはちっとも残らなかった。

2回観て、上にいくつか書いたけど、実はそれ以外はあまり覚えていないんだよね~。ストーリー追うのに必死だったかなぁ。

●一番わからなかったこと

シシィが死にそうになるとこ。木から落ちて生死をさまよい、トートに助けられる、ところ。なんか無理無理っていうか・・・。いや、それは演出が悪いんだと思うんだけど。

その死にそうなエリザベートを、どうしてトートが愛したのか。
それがあまり伝わらなかったんだよね。ただその美しさに心奪われたの?

なんか「死(トート)」が一人の人間(エリザベート)を愛してしまった、というのがあまりに唐突すぎて、「なんでエリザベートのこと好きなの?トート!」って、劇中ずっとトートに聞いてました。(心の中で(笑))

なぜ?だれか教えてください。

エリザベートの愛する者を次々奪うほど、「死なせて」と言ってきたエリザベートに「まだわたしを愛してないじゃないか」とつっぱねるほど、エリザベートを愛していたのはなぜ?

よくわかりませんでした。(それがわからないからハマレないのかちら?)

あ、あと、やっぱ時代背景がわからないのがちょっとイタイなーと思った。高校の頃はハスプブルグ家の家系図が書けるほど、この時代にハマったんだけどすっかり忘れてしまった…。

池田理代子さん、「エリザベート」も描いてくださいっ!(また漫画)

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