ジーザス・クライスト=スーパースター

四季劇場「秋」 / 昼 / 1階12列 32番

観てきました。チンプンカンプンでした。

唯一わかったのは「ユダはジーザスを愛しすぎて、結果的に裏切った」ってことで、ユダなしではミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」はない。ってことだけでしょうか。

シモンだとか、ペテロだとか、はぁ?って感じ。

ペテロは途中「あれがペテロだったんだろうな」ってシーンが1つだけありますが、シモンに至っては「どこにいた?」って感じ。(大塚さんだったのに・・) カテコでやっと、「あ、大塚さんだー!」って。

マグダラのマリアも女性だから、あー、ハイハイいるね。って感じで、ストーリーでどれだけ重要な役かわからなかった。歌も唐突で、今まで 愛してきた男たちとは違う、可愛くてどーの、とか・・。はぁ?みたい な。(さすがに聖母マリアではなさそうっていうのは気づいたが・・・)

あとはもー誰が誰でもいい、って感じ。<大司教、司祭あたり?そもそも劇中はあの5人は誰なんだかもわかんなかった。

ヘロデ王(よね?)の登場も、「緩急の”緩”?笑う部分なの?」って。ハ・テ・ナ?って感じでした。いや、なかなかおもしろかった。このシーン。

「水をワインに変えてみろ!どうだ?できないのか?スーパースター!」みたいに皮肉っているシーン・・・・ですか?(わかってないし)

で、ですね。そんなのわかんなくても、よかったです。 

そう、これが言いたい。

舞台。すごいですね。あそこで演技する人。すごい体力です。

音楽。ロックノリノリ。芝さん独壇場。

どんどんリズムが変わっていくところが、また、狂った感じ?落ちつかない感じっていうか、ジーザスが翻弄されていく感じ?(←説明がどんどん離れてる気がする)がしてよかったです。

そうそうセリフがない、レミゼタイプ・・・つまり全編「歌」のミュージカルなんですね。

群集。アンサンブル、素晴らしかったです。

ピッタリそろっていて、歌だけじゃなくて声質も。人が群れをなした時どれだけ恐いかって いうのが表現されていたんじゃないかな。

一番、印象に残ってるのが、なんか、市場みたいなシーン。「♪いらっしゃい~お安くします、いいものがたくさんあるよ」みたい なシーン。実は最初眠かったんですよ(苦笑) このシーンで目が覚めました。

そして、その続き。

「ここはわたしの祈りの場だ!」とジーザスが割って入ってくる。

「ポオ~~~~!!」って叫びながら。(絶対「ポォー!」ではないけど)

すると群集は、目が見えません、足が立てない、クチがきけない、見てください、まずしいのです、どうぞくちづけを、あなたなら 治せるでしょう、口々にと詰め寄るのです。

そこでジーザス 「ええい!自分で治せっ!!」って言っちゃう。

  大 爆 笑

いえ、爆笑シーンじゃないです。多分、ジーザスが

  オレって無力だ・・・_| ̄|○

って思うシーンなんだと思うけど。

しかし、笑った・・・。「あーあ、言っちゃった」みたいな。

わからない人がストーリーについて書いてもしかたないのでこの辺にして(ここまで書いておいて・・・わたし・・・)、キャストについて。

●ジーザス・クライスト:柳瀬大輔さん

演技。よかった。今回オペラグラス忘れちゃって、細かい表情は見えなかったの。でも、よい演技されてました。歌は「芸大卒」って感じ。いい意味でも、悪い意味でも。

あくまでもJCSはロックミュージカル。 それを考えると、芝さんに軍配かなー。

ただ、上にも書いたけど「ポォ~~~~!!」だか「ノォ~~~~!」 だか、叫ぶところが数ヶ所あって、高音っていうか、超音波?(←それ じゃ聞こえないって) 鼓膜じゃなくて、腹に来る声にゾクゾクした。

「ゥア~~~~!」かも。(もういい、って言われそう)

●イスカリオテのユダ:芝清道さん

サム、タガー、ゴンゾ観てきたけど、ユダですよ!

ユダですってば!芝さんはユダ!

って感じでした。曲調と、彼の声量声質がマッチしているんでしょう。彼のよさが最大限に活かされていました。 歌だけではなくて、あの汗だか涙だか鼻水だかわからないものまみれになるようなこの役柄(つまり苦悩に満ち溢れたって意味)を熱演。

本当によかったし、他の人が演ることはちょっと考えにくい。ああ、めずらしく絶賛してる。

●マグダラのマリア:佐渡寧子さん

やっぱりねー。苦手なんだわ。わたし。この人の声・歌い方。

クラッシック?オペラ?調の歌い方は、悪い意味で際立っていました。
最近のキャストでは井上智恵さん。願わくば保坂さん、で観てみたい。

●ソウルガールズ

ビミョーな歌唱力でした・・。

●他

ちょっとジャポネスクバーがはじまる前に1~2度観にいって、とりあえず他のキャストはなんなのか理解してきたいです。 光枝さん、下村さん、辺りが見たいなぁ。

アンサンブルはよかったわ。ほんと。動きも、歌も。
冒頭ジーザスを取り巻いて上手上部に追っていくシーン、
上記した、市場(?)のシーンからジーザスを取り巻くシーン、
「とうとう捕らえた、捕まえた」と歌い上げるシーン・・。

あ、それで思い出した。

そのジーザスが捕まった後、おまえ一緒にいただろう、知ってるだろうと問い詰められ、「知るもんか、あんなやつ」とか嘘をつく人。そしてマリアに「あなたのせいでジーザスは死ぬわ」とか言われる人。あれがペテロよね?

あー。一応3年間カトリック高校通ってたんですが、もっとまじめに宗教の時間を受けておけばよかった。

最後に本音をチロっと言えば東宝で観たい。JCS。もっとハッキリ 言えば、山祐ジーザスと、東宝よりすぐりのアンサンブル。

柳瀬さんは歌声・演技は素晴らしい。
でも山祐はきっと演技だけでは表現しきれない「カリスマ性」みたいなそんなとこをやると思ったりして。(あれ?山口祐一郎のデビューがジーザスだっけ?)

四季が版権持ってたら一生無理だろうが・・。山祐、ブロードウェイ行け!

ラスト、「父なる神よ、わたしの魂を委ねます」(じゃなかったかも。) というセリフで、それまでのジャジーで狂ったピアノ伴奏が、ブッツリ切れたところは鳥肌モンでした。ジーザスの叫びが静けさのなかに残って、ゾワゾワ~。

ああ、やっぱりもう1回観ようっと。

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